今から13年前の2004年、茨城大学に在学していた女子大生が暴行の末、殺害されるという事件があった。
捜査は難航し、10年以上経っても解決しなかったのだけど、つい先日、急転直下で犯人逮捕へ。
複数犯で、他2人はすでに国外にいるということで、現在国際手配中らしいけれど、13年間未解決だった事件が解決したというのは警察の執念の捜査の賜物だと思う。
先に逮捕されたフィリピン国籍の男は容疑を認めているらしいのだけど、取り調べによると、どうも計画的な犯行ではなかったようで・・・。
というのも、仲間と遊んでいるときに女子大生を見かけて犯行を思い立ったと言っているらしい。
確かにこれまでの調べで、互いに面識はなかったという報道がなされていたけど・・・やっぱり行きずりの犯行だったんだなと。
女子大生は当時、友人と食事後、眠っている友人に対し、散歩に行ってくるというメモを残していったそうで・・・。
慣れた場所だから、夜でも大丈夫と思ったんだろうけど・・・。そしていつもは本当にそれほど危険な場所ではなかったんだと思う。
でもたまたま通りがかった男たちが、たまたま彼女を見かけて・・・そして事件が起こってしまった。
不運と言ってしまえばそれまでだけれど、御家族の方はもちろん、メモを残された友人にしても、きっと悔やんでも悔やみきれなかったに違いない。
日本は夜道を歩いていても滅多に危険なことには遭わない国だとは思うけれど、こういうケースもあるのだから、やっぱり夜道を歩くのは危険だと痛感させられた。